原油急落、2週間ぶり安値=サウジ増産の報道受け
【ロンドン時事】26日の国際石油市場で、原油価格の代表的指標の米国産WTI先物が急落した。一時、前日終値比3.6%安の1バレル=67.16ドルと、約2週間ぶりの安値を付けた。
英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は26日、世界的に原油価格が低迷する中、サウジアラビアが1バレル=100ドルの非公式な価格目標を放棄し、12月からの増産に向けた準備を進めていると報道。増産で需給が一段と緩むとの見方から、市場では原油先物を売る動きが広がった。
[時事通信社]
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