東京株、一時1000円超高=円安好感、買い優勢
26日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に反発し、午後の取引で上げ幅は一時前日比1000円を超えた。円安を背景に企業収益向上への期待が高まり、買いが優勢となった。日経平均の午前の終値は942円68銭高の3万8812円94銭。
米景気後退懸念が和らいで米金利が上昇したことを受けて円安が進み、輸出関連株の支援材料となった。米半導体大手マイクロン・テクノロジーの好決算も好感され、大型半導体株への買いが強まって日経平均を大きく押し上げた。
東証プライム市場銘柄の9割が上昇するなど幅広い業種が値上がりした。市場では「9月末の配当金を再投資する動きへの期待も買いを後押しした」(国内証券)との声が聞かれた。
[時事通信社]
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