日鉄、韓国ポスコの全株式売却=資本効率向上へ
日本製鉄は24日、保有する韓国ポスコホールディングスの全株式を売却すると発表した。資産圧縮による資本効率の向上が狙い。売却時期は市場動向などを見極めた上で判断する。売却額は23日終値で計算すると、約1兆1000億ウォン(約1200億円)になる見通し。株式売却後も技術交流などの提携関係は継続する。
両社は2000年以降、戦略的提携契約などを締結し、株式の相互追加取得や技術交流を進めてきた。今年8月に提携契約を更新していた。
25年3月期の業績への影響は未確定という。
[時事通信社]
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