東京株、一時700円高=買い安心感広がる
連休明け24日の東京株式市場は、前週に日米の金融政策会合を波乱なく通過した安心感から幅広い銘柄が買われ、日経平均株価は一時、前週末比700円超上昇した。取引時間中としては約3週間ぶりに3万8000円台を付けたが、その後は利益確定の売りに押され、午前の終値は251円07銭高の3万7974円98銭だった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が決めた利下げが景気を下支えするとの期待感から、米株市場が堅調に推移。日銀の金融政策決定会合後の植田和男総裁発言を受けて為替相場が円安方向に振れたことも追い風となった。
市場関係者からは「米経済悪化と円高進行の懸念が後退し、上値を試す展開」(大手証券)との声が聞かれた。
[時事通信社]
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