能登大雨、応援職員派遣と岸田首相=林官房長官、予備費も活用
【ニューヨーク時事】岸田文雄首相は23日(日本時間24日)、石川県・能登半島での大雨被害に関し、輪島市や珠洲市などに応援職員を派遣する考えを明らかにした。「能登半島地震での職員の応急派遣経験のある県・市の協力の下、順次派遣する」と語った。訪問先の米ニューヨークで記者団の質問に答えた。
大雨により、地震後に建てられた仮設住宅にも被害が出た。首相は「仮設住宅の復旧に必要な国庫負担を行うなど、被災された方々が一日も早く元の生活に戻れるようしっかり対応する」と強調した。
林芳正官房長官は24日の記者会見で、立憲民主党の野田佳彦代表が能登の大雨被害で2024年度補正予算の編成を求めていることについて「必要に応じて予備費も活用しながら災害対応に万全を期していく」と指摘した。
[時事通信社]
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