大量6得点で返り咲き=広島、攻勢緩めず―Jリーグ
前節の鹿島戦で引き分け、連勝こそ7で止まったものの、広島の勢いはとどまるところを知らない。最後まで攻勢を緩めずに、クラブのJ1最多に並ぶ6得点。再び首位に返り咲いた。
その勢いを引っ張ったのは、新戦力のアルスランだった。追い付かれた直後の前半22分。自陣の深い位置でDF佐々木が奪ったボールを受けると、ドリブルで駆け上がり、そのまま決めて再びリードを奪う。同40分には、加藤のクロスに右足を振り抜いて追加点。「自分にとっても、チームにとっても大事な2得点になった」
これでリーグ戦は7試合で7得点。圧倒的な決定力を誇るストライカーは「悪くない数字。まだ自分は100%ではなく、足りないところがある」と頼もしい限りだ。
後半には途中出場の新井や、けがから復帰したソティリウにもゴールが生まれて圧勝。次節はホームで町田を迎え撃つ。スキッベ監督は「どちらも高い位置からいく攻撃的なサッカーを繰り広げたいい試合だった。町田戦に向けて、いい準備をしたい」。弾みをつけて、大一番に向かう。
[時事通信社]
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