2024-09-22 18:24TOPICS

大の里、大関昇進へ=昭和以降最速、25日に正式決定―大相撲秋場所

表彰式で内閣総理大臣杯を手にする大の里=22日、東京・両国国技館
表彰式で内閣総理大臣杯を手にする大の里=22日、東京・両国国技館

 大相撲秋場所千秋楽の22日、西関脇大の里(24)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=の大関昇進が事実上、決まった。
 日本相撲協会審判部が昇進を諮る臨時理事会の開催を八角理事長(元横綱北勝海)に要請し、理事長もこれを了承。25日の九州場所(11月10日初日)番付編成会議と理事会を経て、正式に昇進が決定する。
 新小結だった5月の夏場所で12勝を挙げ、初土俵から史上最速の7場所目で初優勝。新関脇で臨んだ7月の名古屋場所は9勝どまりだったが、今場所は初日から11連勝とするなど14日目に2度目の賜杯獲得を決めた。13勝として大関昇進の目安とされる三役での直近3場所の合計33勝を上回る34勝に到達。初土俵から所要9場所での昇進は、昭和以降では最速となる。
 新大関の誕生は1月の初場所後の琴ノ若(現琴桜)以来で、元横綱稀勢の里が師匠の二所ノ関部屋からは初めて。石川県からは輪島、1999年名古屋場所後の出島(現大鳴戸親方)以来で昭和以降3人目。 

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