FIAが無線での暴言抑制を要請、一部のドライバーは反発
【シンガポールAFP=時事】24F1第18戦シンガポールGPを今週末に控える中、レッドブルの世界王者マックス・フェルスタッペンら一部のトップドライバーは19日、国際自動車連盟(FIA)がチーム無線での暴言を控えるべきだと警告したことに対し、言葉遣いを和らげるつもりはないと反発した。≪写真は、24F1第18戦シンガポールGPを控え、記者会見に臨むレッドブルのマックス・フェルスタッペン≫
FIAのモハメド・ビン・スレイエム会長は、autosport.comのインタビューで、テレビで放送される不適切な言葉を最小限に抑えるようフォーミュラワン・マネジメントに要請。モータースポーツは「ラップ音楽」ではなく、特に子どもたちが見ているかもしれないため、ドライバーは自身の言葉遣いに気をつけるべきだと述べた。
しかし、よく感情を爆発させることで知られるフェルスタッペンは、ヒートアップしたレース中のドライバーの発言が気に入らなければ、それを放送しないことが簡単な解決策だとし、「自分たちは何者だ? 5歳児か? 6歳児か?」「5歳や6歳の子どもたちが見ていたとしても、彼らは成長したら、いずれにせよ悪態をつくようになる」と報道陣に語った。
F1のチーム無線での悪態は、少し遅れて放送される前にすでにビープ音で消されているものの、スレイエム会長は検閲の量を削減したいと考えている。
メルセデスAMGのドライバーで、通算7度の年間優勝を誇るルイス・ハミルトンは、F1で言葉遣いを改善しようとする取り組みについては問題ないとし、「罰則を設けるなら、きっとみんな(悪態を)やめるだろう」「それが必要かどうか分からないが、確かに少し多すぎると思う」と語った。
一方、マクラーレンのランド・ノリスは、フェルスタッペンの意見に同調し、F1が「無線を流さなければいいだけの話だ」「僕らは激しいレースを戦っている。だから、彼らが言うのは簡単だが、僕らが行動に移すのは難しい」と話した。【翻訳編集AFPBBNews】
最新動画
最新ニュース
-
新物流拠点、AI全面展開=ロボット10倍で自動化―米アマゾン
-
電事連幹部、青森知事に打診=海外からの核ごみ搬入
-
日本女子、中国破り優勝=50年ぶり快挙―卓球アジア選手権
-
現新2氏が届け出=岡山知事選
-
参院岩手補選が告示=27日投開票、自民は不戦敗
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕