シャープ、試作EV公開=車内に大型液晶搭載
シャープは17日、東京都内で開いた展示会で電気自動車(EV)の試作モデルをお披露目した。リビングルームのような内装で、大型液晶ディスプレーを搭載。親会社の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の協力を得て開発した。不振が続く液晶から転換し、新規事業の開拓を急ぐ。
モデル車「LDK+」は全長約5メートルのワンボックスカーで、車内後方に大型液晶ディスプレーを備えた。後部座席が180度回転し、リモートワークや映画鑑賞に使える。人工知能(AI)技術で空調や明るさを自動で制御する機能や、ペロブスカイト太陽電池も装備したい考えだ。
基調講演に登壇したシャープの沖津雅浩社長は「モビリティー(移動手段)を一つの生活空間として捉え、新たな価値創出に挑戦していく」と狙いを説明した。数年以内にEV事業へ参入する方針で、「鴻海と密に連携し、リソース(資源)を積極的に活用することで、取り組みのスピードを向上させる」と強調した。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
東北新幹線、連結外れる=走行中、緊急停車―上下線で運転見合わせ・JR東
-
8月の欧州新車販売、18.3%減=EV4割減
-
ブルワーズが地区優勝=米大リーグ
-
東京株、一時1000円超高=円安進行で買い
-
自民・石破氏「楽観許さぬ」=日本人学校男児死亡受け
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕