2024-09-16 18:15スポーツ

新方式で最高峰の戦い=日本勢は冨安、南野ら―サッカー欧州CL

昨季の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝、バイエルン・ミュンヘン戦でプレーするアーセナルの冨安健洋(右)=4月17日、ドイツ・ミュンヘン(EPA時事)
昨季の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝、バイエルン・ミュンヘン戦でプレーするアーセナルの冨安健洋(右)=4月17日、ドイツ・ミュンヘン(EPA時事)

 【バルセロナ時事】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)が17日(日本時間18日)に開幕する。今季から大会方式が一新。その是非も問われるシーズンとなる。日本選手も多数、最高峰の戦いに挑む。
 今季から出場チームが32から36に拡大され、1次リーグは各チームとも異なる8チームとホーム、アウェーで4試合ずつ戦う。1次リーグの成績上位8チームが決勝トーナメントに直接進出。9位~24位はホームアンドアウェー方式のプレーオフで残る8枠を争う。
 大幅に方式が刷新された背景には、従来方式のマンネリ化や競技レベルの低下の指摘がある。欧州連盟(UEFA)から独立した「スーパーリーグ」の立ち上げを目指す動きに対する危機感があった。
 実際、従来の32チームが8組に分かれてホームアンドアウェー方式で総当たり戦を行った1次リーグと比べ、新方式ではより多くの魅力的な対戦が実現した。過去3シーズンの決勝カードに加え、冨安健洋のアーセナル(イングランド)が、守田英正のスポルティング(ポルトガル)、南野拓実のモナコ(フランス)と対戦するなど日本勢対決も組まれている。
 大会方式が分かりづらいとの声も多く、現場からは試合数の増加に対する不満も出ている。それらを払拭するほど魅力的な大会となるかどうか、今季の行く末が注目される。
[時事通信社]

欧州チャンピオンズリーグに出場するモナコの南野拓実=8月17日、モナコ(AFP時事)
欧州チャンピオンズリーグに出場するモナコの南野拓実=8月17日、モナコ(AFP時事)

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