大橋、現役引退=五輪2冠「おなかいっぱい」―競泳女子
競泳女子で、東京五輪個人メドレー2冠の大橋悠依(28)=イトマン東進=が14日、現役を退くことを表明した。国民スポーツ大会(国スポ)会場の佐賀・SAGAサンライズパークSAGAアクアで「未練は全くない。おなかいっぱい」と語った。後日引退会見を開く。
大橋は東京五輪で200メートルと400メートルの個人メドレー2種目で優勝し、夏季五輪の日本女子として初の2冠を達成。2大会連続代表となったパリ五輪は200メートル個人メドレーに出場して準決勝で敗退した。
国スポは出身地の滋賀県代表として、日本記録を持つ200メートル個人メドレーの成年女子に臨んだ。「引退レース」は2分12秒03の2位。「最後はレースを楽しんでいけたことがすごくよかった」と語った。
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◇大橋悠依の略歴
大橋 悠依(おおはし・ゆい)イトマン東進。姉の影響を受けて幼稚園時代に水泳を始める。14年東洋大に進学し、平井伯昌コーチに師事。200メートルと400メートルの個人メドレー日本記録保持者。28歳。滋賀県出身。
[時事通信社]
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