パラ陸上の佐藤が刑事告訴=練習中の接触事故で
パリ・パラリンピックの陸上男子(車いすT52)でメダル2個を獲得した佐藤友祈(モリサワ)が13日、練習中の接触でけがをさせられたとして、岡山商大付高の陸上部顧問らを業務上過失致傷罪で刑事告訴し、警察に受理されたと自身のSNSで発表した。
佐藤によると、7月12日に岡山市内の陸上競技場で佐藤が競技用車いすで走行していたところ、ふざけあいながらトラックを横断しようとした岡山商大付高陸上部の部員と接触。転倒して頭と左肩を打撲するけがをした。佐藤は顧問が部員の監督や事故防止に留意すべき業務上の注意義務を怠ったと主張した。
佐藤は8日に閉幕したパラリンピックの400メートルで銀、100メートルで銅のメダル2個を獲得した。
[時事通信社]
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