「自分自身に悔しい」=会見で涙ぐむ―斎藤兵庫知事
「自分自身に対して悔しい。本当に申し訳ない」―。兵庫県の斎藤元彦知事は11日の記者会見で、全県議が自身の辞職を求める展開に至った経緯を振り返り、こう述べながら涙を見せた。その上で「私は決して完璧な人間ではないので、間違いもあったと思うが、これからも一生懸命県民のためにやっていきたい」と強調した。
斎藤氏はこの日の会見でも、自身のパワハラ疑惑を巡る告発文書への対応について「違法性はなかった」などと淡々と繰り返した。しかし、約3年前の知事選で自身を推薦した自民党や日本維新の会の会派の県議からも辞職を迫られる状況を問われると、表情が一変。「私自身、力不足なところがある」としつつ、「未来の兵庫のために頑張りたい」と言葉を振り絞った。
[時事通信社]
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