能登地震支援で1088億円=予備費第6弾―政府方針
政府は9日、能登半島地震の被災地支援のため、2024年度予備費から1088億円程度を支出する方針を固めた。公共インフラの復旧費用などに充てる。能登地震に対応した予備費は6回目となり、近く閣議決定する。
今回の予備費支出では、公共施設の復旧などに960億円、農林漁業者の支援に75億円、能登地域6市町の被災世帯を対象に住宅再建を支援する交付金に53億円を充てる。
政府は1月の能登地震発生を受け、24年度一般会計予算の一般予備費について、23年末に閣議決定した当初予算案の5000億円から1兆円に倍増する異例の変更を行った。
23年度分を含めて予備費を活用した支援金は、今回分を加えると6500億円を超える。
[時事通信社]
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