絆会、池田組両トップ不起訴=不動産担保の虚偽登記容疑―大阪地検
不動産を担保にした金の貸し借りで虚偽登記をしたとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕された特定抗争指定暴力団絆会の織田絆誠こと金禎紀会長(57)と、同池田組の池田孝志こと金孝志組長(79)について、大阪地検は9日、不起訴処分とした。
地検は理由について、「公訴を維持するだけの証拠の収集ができなかった」と説明した。
2人は2020年2月、織田会長が所有する大阪市と神戸市の不動産を担保に、池田組長の親族から最大1億円を借りたとする虚偽の内容を登記したとして、今年7月9日に大阪府警に逮捕され、同30日に処分保留で釈放されていた。
[時事通信社]
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