パリ・パラリンピック閉幕=日本はメダル41個、次回はロスで
【パリ時事】障害のある選手によるスポーツの祭典、第17回夏季パラリンピック・パリ大会は8日、パリ郊外サンドニのフランス競技場で閉会式が行われて閉幕、12日間の日程を終えた。
フランスで初めて開催された夏季パラリンピックは、8月11日に閉幕した五輪と同じ「広く開かれた大会」をスローガンに掲げ、22競技549種目を実施。史上最多となる168の国と地域、難民選手団などから約4400人の選手が集まり、女子選手の比率は過去最高の約45%となった。
日本からは海外での大会で過去最多となる175人が参加し、メダル41個(金14、銀10、銅17)を獲得。総数で過去最多だった2004年アテネ大会の52個には届かなかったが、金は前回の東京大会の13個を上回った。ウクライナに侵攻を続けるロシアとその同盟国ベラルーシの選手は「個人の中立選手(NPA)」として約90人が参加した。
次回の28年大会の開催地は米国のロサンゼルスで、初開催となる。パリのアンヌ・イダルゴ市長からロサンゼルスのカレン・バス市長にパラリンピック旗が引き継がれた。
[時事通信社]
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