自主減産2カ月延長で合意=原油価格を下支え―OPECプラス
【ロンドン時事】石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」は5日、サウジアラビアなど8カ国が取り組む自主的な生産量削減を2カ月延長することで合意したと発表した。世界的な需要を巡る懸念を背景に原油価格が大幅に下落する中、相場下支えを優先。10月以降の実施を見送り、12月から段階的に削減量を縮小する方針だ。
OPECプラスに参加する8カ国は同日、オンライン会合を開催し、増産延期を決めた。6月の合同閣僚監視委員会(JMMC)では、10月以降に段階的に供給を拡大する計画だった。
[時事通信社]
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