ダルビッシュ、感謝の復帰=米大リーグ・パドレス
パドレスのダルビッシュが約3カ月ぶりにメジャーのマウンドに戻って来た。三回途中まで63球、3失点で降板したが、拍手や歓声を受け、「温かく迎えてもらった。本当に野球をやっていてよかった」と感謝した。
5月29日の登板を最後に左脚の張りで負傷者リストに入った後、右肘の炎症によって復帰が遅れた。さらに家族の事情で7月に制限リスト入り。チームを離れたが、8月下旬に合流し、実戦形式の打撃練習に登板して調整を進めてきた。
この日は最速95マイル(約153キロ)をマーク。ただ、ピッチクロックに戸惑うなど、実戦の感覚をまだ取り戻すことができず、「体に力はあるが、うまくコントロールできなかった」と悔しがった。
チームはサヨナラ勝ち。地区首位ドジャースとの差を4.5ゲームに縮めた。「一番大事な時期に帰ってきて申し訳ないという気持ちはあったが、足を引っ張らないように頑張りたい」。謙虚な言葉でやる気を示した。(サンディエゴ時事)
[時事通信社]
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