2024-08-31 19:20

9月6日の百条委踏まえ判断=斎藤兵庫知事への対応―維新

 日本維新の会の藤田文武幹事長は31日、兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを巡る県議会での対応について、9月6日の県議会調査特別委員会(百条委員会)での斎藤氏への証人尋問を踏まえ、最終判断する考えを示した。不信任決議案提出も視野に入れている。
 藤田氏はこの日、神戸市内で維新の県議団などと対応を協議。終了後に記者会見し、「来週6日の本人説明を踏まえた上で、何らかのアクションを考えたい」と述べた。 
 県議会の第4会派で立憲民主党などの県議で構成する「ひょうご県民連合」は、斎藤氏に対する不信任決議案を9月議会で提出する方針を固めている。不信任決議案の可決には出席議員の4分の3以上の賛成が必要。可決された場合、斎藤氏は自身の失職か、議会解散かを選択することになる。
 藤田氏は、8月30日の証人尋問での斎藤氏の説明について「個人的にはこれからのリーダーにはふさわしくないと思っている」と指摘。知事選となった場合は候補を擁立する考えを示した上で、「(斎藤氏以外の)新たな選択肢ももちろんある」と述べた。維新は2021年の知事選で斎藤氏を推薦した。
[時事通信社]

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