「指導の範囲内と思えず」=公用車遮る車止めで知事叱責―幹部証言
兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)で、斎藤元彦知事から叱責を受けたことがある幹部職員が30日に出頭し、当時の様子を証言した。博物館で知事を出迎える際、公用車の進入を遮る車止めがあったことについて、斎藤氏が「何でこんなところに置いているのか」と怒鳴ったという。幹部は、非常に強い調子で叱責されたとして、「指導の範囲内とは思えない」と振り返った。
また、かつて幹部職員だった別の証人は、斎藤氏が報告を受けていない案件が新聞で報じられたとして、机をたたいた場面に居合わせたと明かした。その上で「机をたたいたのは、指導として必要はない」と指摘した。
[時事通信社]
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