自国開催以外で過去最多=日本代表、若年層目立つ構成―日本選手顔触れ・「パリで咲く」
【パリ時事】パリ・パラリンピック日本代表は、自国開催となった2021年東京大会を除き、参加選手数が過去最多となる。
175人が代表入り。254人だった東京大会から大きく減少した一方、自国開催以外で最多だった04年アテネ大会の163人を上回った。
日本パラリンピック委員会によれば、第3次発表までの選手の平均年齢31.4歳は過去3大会を下回り、10代と20代の選手が全体の約50%と若年層が目立つ。28日の開幕時点で、最年少は競泳男子の川渕大耀(神奈川・岸根高)で15歳。陸上男子(車いすT52)の伊藤智也(バイエル薬品)が61歳で最年長になる。
日本パラスポーツ界のレジェンド、陸上女子の土田和歌子(ウィルレイズ)は49歳でマラソン(車いすT54)に出場。今回が夏冬合わせて9度目のパラリンピックになる。自転車女子で53歳の杉浦佳子(総合メディカル)は、自身が持つ日本勢金メダル最年長記録の更新を目指す。競泳男子の鈴木孝幸(ゴールドウイン)は過去5大会で10個のメダルを獲得。さらに上積みできるか。
ブラインドサッカーでは、17歳の平林太一(松本山雅B.F.C)と46歳の佐々木ロベルト泉(パペレシアル品川)がチームメート。車いすフェンシング男子の安直樹(東京メトロ)は、車いすバスケットボール代表だったアテネ大会以来20年ぶりに大舞台に戻ってきた。
女子選手は全体の約43%で、41.7%だった東京大会からわずかに男女差が縮まった。
[時事通信社]
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