2024-08-20 16:20社会

秋も高温傾向続く=太平洋側で雨量多め―気象庁

 気象庁は20日、秋(9~11月)の3カ月予報を発表した。平均気温は全国的に平年より高い。降水量は東・西日本の太平洋側と沖縄・奄美が平年並みか平年より多く、北日本(北海道と東北)や東・西日本の日本海側はほぼ平年並み。
 太平洋赤道域東部(南米沖)の海面水温が平年を下回るラニーニャ現象が発生する可能性が高い。10月半ばごろまで太平洋高気圧が日本の南東で強く、偏西風が平年より北寄りを流れるという。日本付近は暖かい空気に覆われ、東・西日本の太平洋側と沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けやすくなる見込み。
 【9月】西日本の日本海側と北・東日本は天気が数日周期で変わる。西日本の太平洋側と沖縄・奄美は晴れの日が平年同様に多い。
 【10月】全国的に天気が数日周期で変わり、西日本の日本海側は平年同様晴れの日が多く、東・西日本の太平洋側と沖縄・奄美は平年より晴れの日が少ない。
 【11月】太平洋側は晴れの日が、日本海側と沖縄・奄美は曇り、雨、雪の日が平年同様多い。 
[時事通信社]

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