勢いもたらした新加入=町田、鬱憤晴らす―Jリーグ
ここ1カ月の鬱憤(うっぷん)を晴らす圧勝だった。4試合ぶりの白星を挙げた町田の黒田監督は「優勝が脳裏によぎり、硬さや緩みにつながっていた。生まれ変わるための試合として上出来」。昇格1年目でのリーグ制覇へ重圧が増す中、価値の大きさを強調した。
前半4分に加入したばかりの中山が先制点を挙げ、ゴールラッシュの口火を切った。わずか3日間の調整を経てセンターバックで先発。杉岡の左CKに頭で合わせ、「きょうの試合は出来過ぎ」。本職の守備でも体の強さを生かして奮闘。無失点に貢献した。
中山と杉岡は今夏、相馬とともに補強された。3人はいずれも東京五輪世代。「起爆剤にならないといけないし、そこを期待されて獲得されている」とは杉岡。一緒にプレーした経験があり、連係面はさらに磨きがかかるはず。厳しさが増す後半戦でチームを勢いづける原動力となる覚悟だ。
先制すれば、圧倒的な勝率を誇る。正念場で今季初の連敗はせず、高さやフィジカルを生かして得点する町田らしさが戻りつつある。日本代表への復帰も目指す中山は「優勝を確定させるために来た」と高らかに宣言した。壁を一つ一つ乗り越え、夢へ突き進む。
[時事通信社]
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