政府、エムポックスで対策会議=WHOの宣言受け、対応確認
政府は16日、アフリカで広がっている天然痘に似た症状の感染症「エムポックス(サル痘)」について、関係省庁の局長級による対策会議を持ち回りで開催した。世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したことを受けたもので、情報の収集・提供のあり方や医療体制について、当面の対応を確認した。
内閣感染症危機管理統括庁によると、会議では発生国の罹患(りかん)状況や諸外国の対応に関する情報収集、出入国者への注意喚起を確実に行うことを申し合わせた。また、感染が疑われる患者が発生した場合に備え、2022年の流行時から整備した検査、受け入れ体制を維持することなどを確認した。
外務省は15日、アフリカの7カ国を対象に、渡航などに関し十分な注意を呼び掛けるレベル1の感染症危険情報を発出した。武見敬三厚生労働相は同日の閣議後記者会見で、コンゴ(旧ザイール)からの要請を受け、日本で製造されているワクチンなどを供与する準備を進めていると明らかにした。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
ウクライナ侵攻「終結策」協議=NATO総長と会談―トルコ大統領
-
容疑者はウズベク人=ユダヤ教指導者殺害―UAE
-
レバノン停戦案で合意か=イスラエル、26日に承認見通し―米報道
-
NY株、続伸=一時500ドル超高
-
菊池、エンゼルスと合意=米報道、3年契約―大リーグ
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕