丹羽、生きた強気の攻め=チーム初の甲子園2勝―高校野球・岡山学芸館
救援登板した1回戦とは違う真っさらなマウンドに、岡山学芸館の丹羽は心が躍っていた。「自分が目指してきた最高の場所。やってやろうという気持ちだった」。初戦で8得点を奪った掛川西打線を6安打完封し、チームを初の甲子園1大会2勝に導いた。
一回に相手打者の反応から外角を狙ってきていると感じ、「内角を強気にいこう」と配球を切り替えたことが奏功。その後は持ち味と自負する変化球を駆使し、ゼロを並べた。試合中には1回戦で好投したダブルエースの一角、沖田からの助言も生きたといい、「ベンチから『気持ち、気持ち』と声を掛けてくれ、背中を押してくれた」と感謝を忘れなかった。
2019年に夏の甲子園に出場した兄の淳平さんに憧れ、岡山学芸館への進学を選んだ。「目指すなら同じところで兄を超えよう」。1勝した同年を上回る新しい歴史を刻んだが、「ベスト8以上を掲げてやっている。ここからが本当の勝負」とまだまだ満足していない。
聖カタリナ学園(愛媛)との1回戦に続き、2試合連続の零封勝ち。「(岡山)学芸館の粘りの野球ができている。ここからも粘りの野球を貫きたい」と丹羽。チームが誇るダブルエースを中心に、さらに上を目指す。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
中東各国、ガザ停戦を歓迎=人道支援やパレスチナ国家樹立訴え
-
半沢頭取ら報酬減額処分=貸金庫窃盗、追加防止策も―三菱UFJ銀
-
東京高裁判決は2月13日=衆院選「1票の格差」訴訟
-
太田一也さん死去=九州大名誉教授・火山学
-
43歳男を鑑定留置=中学生殺傷、3月まで―福岡地検支部
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕