戦いの中で成長実感=清岡、冷静に決勝へ―レスリング男子〔五輪〕
初出場でも冷静だった。男子フリースタイル65キロ級で決勝に進んだ清岡は「五輪の中で成長できているなと実感している」と手応えを口にした。
準決勝。序盤はトゥルガ(モンゴル)に首根っこを抑えられたり、腕を取られたりとペースをつかめなかったが、第1ピリオド終了後にコーチから「距離を詰め過ぎだ」と指摘されて修正。後半は距離を取りながら相手を揺さぶって体力を削り、ポイントを重ねて逃げ切った。
日本勢のメダルラッシュが続く会場の雰囲気は「日本の応援じゃないか、というぐらい盛り上がって力になる」。23歳には初の大舞台を楽しむ余裕がある。決勝に向け、「約20年やってきた自分のレスリングの集大成。盛り上げて優勝して終わりたい」。五輪閉幕日にふさわしい熱戦で締めくくるつもりだ。 (時事)
[時事通信社]
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