石破氏、自民総裁選にらみ新著=「岸田政権は説明不十分」
自民党の石破茂元幹事長は7日、自身の政治ビジョンを記した著書を出版する。9月に想定される党総裁選への出馬をにらんだ動きで、岸田政権について「たとえ不祥事が発覚しても、政策の方向性と根拠に納得感が得られていれば、ここまで大幅に支持率が低迷することはない」と指摘。定額減税を例に挙げ、「なぜこの段階で減税を行うのか、説明が十全ではなかった」と批判した。
著書は「保守政治家 わが政策、わが天命」(講談社)。石破氏は「もし私などが首相になるようなことがあるなら、自民党や日本国が大きく行き詰まった時なのではないか。天命が降りない限り、あり得ないことだろう」とつづった。
また、日本社会で進む少子高齢化に「静かな有事」と危機感を示し、結婚したくてもできない低所得者層の雇用を安定させ、所得を増大させることが喫緊の課題だと強調。大規模災害に備えた防災省創設などの持論も改めて訴えている。
[時事通信社]
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