若き2人、経験を糧に=中西と野田、善戦及ばず―アーチェリー〔五輪〕
相手ペアのエリソンは米国男子を代表するベテラン。アーチェリーの混合団体でペアを組んだ中西と野田の若き2人は健闘を見せながら、惜しくも準々決勝で敗退した。「チャンスがなかったわけではない」と中西。手応えがあったからこそ、悔しさが込み上げた。
各セット2人合わせて4射の混合団体。落とした後の第2セットは4本連続で最高の10点をマークした。的の中でも、CD1枚と同じ大きさしかない中央を次々と射抜いて相手を焦らせたが、次第に強くなっていく風への対応に苦慮し、最後は僅差で屈した。「決め切れないところが敗因」。中西は冷静に分析した。
ともに近大で腕を磨いた24歳で、今後の日本のアーチェリー界を背負う存在。中西が「張り詰めた空気を味わえてよかった」と実感を込めれば、個人戦を残す野田は「まだまだ強い人がいる。自分の力で抜いて、引っ張っていきたい」。パリで得た掛け替えのない経験を、これからの糧にすることを誓った。 (時事)
[時事通信社]
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