越えるべき壁は厚く=渡辺、東野組、中国ペアに完敗―バドミントン〔五輪〕
バドミントン混合ダブルスの渡辺、東野組にとって越えるべき壁は厚かった。目標にしていた金メダルは世界ランキング1位の中国ペアに阻まれた。第1ゲームから気迫を前面に押し出してきた相手に圧倒されてストレート負け。「強かった」と渡辺は完敗を認め、東野は「悔しい気持ちでいっぱい」と声を絞り出した。
2021年東京五輪では3位になり日本勢で唯一のメダルを獲得した。そこからの3年間は頂点を目指してきた。絶対に倒さなければならないのが鄭思維、黄雅瓊組(中国)だった。22年世界選手権の決勝でも敗れており、対策も入念にしてきた。しかし、相手のここ一番での勝負強さは想像以上だった。
決勝進出は逃したが、メダルのチャンスは残っている。3位決定戦は韓国ペアが相手。「またコートに立てる幸せをかみしめてプレーしたい」と東野。2大会連続の表彰台へ全力を注ぐ。 (時事)
[時事通信社]
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