2024-08-01 23:54スポーツ

松山、切れ味抜群8バーディー=メダル獲得へ最高の発進―ゴルフ〔五輪〕

男子第1ラウンドの13番、パットのラインを読む松山英樹=1日、ギュヤンクール
男子第1ラウンドの13番、パットのラインを読む松山英樹=1日、ギュヤンクール

 序盤から、松山のスコアはアンダーパーを示す赤色の数字がみるみる大きくなっていった。「フェアウエーに行っていたし、チャンスも多かった。スコアが良かったのでそれでいい」と淡々と話した。
 2番で5メートルのパットを沈め、3番はバンカーから30センチに寄せて連続バーディー。7番からは4連続と勢いは止まらなかった。その後もショットが切れ味抜群で、パットも好調。7番の7メートルなど長いパットをさらに決め、17番では4メートルのパーパットをねじ込んだ。
 五輪らしく、自国の選手を応援する歓声が大きい。松山が9番のグリーンに来たとき、隣の1番ではティーイングエリアに向かってくるフランスのパボンをギャラリーが歌って迎える異様なほどの盛り上がりだったが、気にせずバーディーパットを決めた。
 あくまでメジャーやツアー大会を中心とした生活で、五輪に向けて特別に調整してきたわけではない。ただ、東京五輪では3位を争うプレーオフで敗れて4位に終わっただけにメダル獲得への思いが強いのは確か。「ここでこういうプレーができて幸せ」。目標達成へ、最高の出だしになった。 (時事)
[時事通信社]

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