山口、負け覚悟から逆転=バドミントン〔五輪〕
女子シングルスの山口はひやりとする展開の試合を逆転で物にした。「負けてもおかしくない試合だった。勝ち負けより、いいプレーをして終わろうと思ったのがいい方向につながった」と振り返った。
試合前半は相手のペース。第1ゲームを大接戦で落とすと、第2ゲームは13―16とリードされるところまでいって敗退も覚悟したが、「開き直ってどんどん突っ込んでいくような気持ちでやったら自然とスピードが上がって先手を取れるようになった」。相手の打球に食らい付く粘り強さも得点につながり、リズムが生まれた。
決勝トーナメントへ向け、「挑戦するだけ。思い切ってやりたい」と気合を入れていた。(時事)
[時事通信社]
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