阿南準郎さん死去、86歳=元広島監督、86年優勝
プロ野球広島の監督として1986年にセ・リーグ優勝を果たした阿南準郎(あなん・じゅんろう、本名潤一=じゅんいち)さんが30日、死去した。86歳だった。葬儀は家族葬で行った。
大分県佐伯市出身。佐伯鶴城高校から56年に広島入団。遊撃をはじめ二塁や三塁も守る堅実な守備に定評があった。近鉄移籍後、70年引退。通算1415試合、打率2割1分8厘、34本塁打、254打点だった。
近鉄コーチを経て74年に広島コーチとなり、75年のリーグ初優勝に貢献した。86年、古葉竹識氏の後任として監督に就任し、1年目でリーグ制覇に導いた。西武との日本シリーズでは第8戦までもつれ込み、3勝4敗1分けで日本一を逃した。
87、88年は3位で退任。その後、球団フロントに入り、常務取締役球団本部長などを務めた。
[時事通信社]
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