日本、満点の1次リーグ=チームとして意思統一―サッカー男子〔五輪〕
3戦無失点の全勝で1次リーグを終えた。「選手たちはこの試合の意味を本当によく理解した上でプレーしてくれた」と大岩監督。チームとして意思が統一されていた。
引き分けでも1位通過、仮に負けても得失点差を考えると首位は間違いない状況だった。2戦目までフル出場していたエース細谷の他、主将の藤田、高井らをベンチスタートとし、内野、鈴木といった出場機会のなかった選手を抜てき。それでも、誰一人として手を抜かないのが大岩ジャパンの強さだ。
それぞれが約束事を忘れずに攻守にプレーした。「誰が出ても遜色ないサッカーができる」とはゲーム主将を務めた山本。危ない場面では守護神小久保が好セーブを連発してチームを救った。勝つしか望みをつなげないイスラエルの足が止まり始めた後半ロスタイム、試合を動かす。
途中出場の藤田が的確にスペースを突いて右の佐藤へ展開し、中央へクロス。フリーの細谷がきっちり決めた。「ワンパスで決められたらいいなと思っていた」と藤田。GKを除くフィールド選手全員が1度は出場したことに加え、エースに大会初得点が生まれたことも好材料だ。
負けたら終わりの準々決勝はスペインと。3年前、東京五輪の準決勝で先輩たちが惜敗した相手だが、藤田は「正直、そこは考えていない」。重圧もなく挑めそうなのが頼もしい。 (時事)
[時事通信社]
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