才木、自己最多も冷静=プロ野球・阪神
阪神の才木が「5度目の正直」で自己最多の9勝目を手にした。
三回までに球数を費やす苦しい投球。「粘ってくる打者もいるし、フォークを振ってくれない打者も多かった」。中盤以降は配球を工夫し、得点を許さなかった。七回に2四球と味方の失策で招いた無死満塁のピンチで、若林を見逃し三振に仕留めたところで降板。後を受けた桐敷が最少失点で抑え、「ちゃんと抑えてくれたのでよかった」と感謝した。
9勝目を目前に4戦勝ちなしと足踏みが続いていた。約1カ月半ぶりの白星にも、「いつも勝ちを欲しがってはいない。長いイニングを投げること、ゼロに抑えることを意識しているので、そういう意味ではきょうはちょっと悔しい」と冷静だった。
[時事通信社]
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