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2024-07-30 14:25スポーツ

１７歳成田、見えた課題＝体格差どう補うか―競泳女子〔五輪〕

女子４００メートル個人メドレー予選で力泳する成田実生＝２９日、パリ（代表撮影・時事）
女子４００メートル個人メドレー予選で力泳する成田実生＝２９日、パリ（代表撮影・時事）

　競泳女子の成田実生（ルネサンス金町）は、初めての五輪を不本意な形で終えた。４００メートル個人メドレー決勝で、自己記録に迫るようなタイムを出せず６位。予選よりも遅い記録で、プールから出ると目に涙をためて悔しさをにじませた。
　３月の五輪代表選考会決勝では４分３５秒４０をマーク。そのタイムを再現できればこの日のレースでは４位に食い込めたが、それだけの水準のタイムを連発できるだけの地力がなかった。
　金メダルに輝いた同じ１７歳のマッキントッシュは身長が１７３センチで、成田より１０センチほど高く腕も長い。１ストロークで進む距離に影響する体格差は、泳ぎの技術向上などで補っていくしかない。
　４年後の目標に「メダル獲得」を掲げ、「今回の結果をいい形に持っていけるようにしたい」と話す。次回のロサンゼルス五輪で、パリの経験が必要だったと胸を張って言えるかどうかは、この後の競技生活に懸かっている。　（時事）
［時事通信社］

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