銀色ヘルメットで躍動=稲葉、上々の初舞台―サーフィン〔五輪〕
銀色のヘルメットをかぶった稲葉が、「チューブ」と呼ばれるトンネル状の波に飛び込み、勢いに乗って抜け出した。初出場の五輪で持ち味の力強いライディングを示し、1回戦を8組1位で突破し、3回戦へ。上々のスタートに「(五輪の)実感はまだないけど、すごく楽しい」と笑顔がはじけた。
初戦の波は危険なサイズではなかったが、持参したヘルメットと共に臨むことを決めた。同じ千葉県出身で、昨年がんで亡くなったプロサーファー、小川直久さんの愛用品と同じデザイン。「みんなを引っ張ってくれた存在。力をもらえたら」。特別な思いを込めている。
前回銀の五十嵐らが力を出し切れなかった1回戦で、のびのびと波に乗った27歳。「ここからが勝負だが、意識し過ぎず、この波でのこの時間を楽しみたい」。普段通りの穏やかな口ぶりで意気込んだ。 (チョープー=仏領タヒチ島=時事)
[時事通信社]
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