パリ五輪中に授与で調整=北京フィギュア団体メダル
【パリ時事】国際オリンピック委員会(IOC)が、2022年北京冬季五輪フィギュアスケート団体のメダル授与式を、パリ五輪期間中の8月上旬にパリで行う方向で調整していることが21日、関係者への取材で分かった。女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)によるドーピング問題を受け、北京五輪中に実施されず延期されていた。
ワリエワが1月にドーピング違反で4年間の資格停止処分などを科されたことを受け、3位だった日本は銀メダルに繰り上がった。日本も可能な選手は参加する方向で調整を進めている。
1位だったロシア・オリンピック委員会(ROC)は、ワリエワが出場した女子のショートプログラムとフリーの成績のみ失格となり、銅。2位だった米国が金に繰り上がり、カナダは4位のままだった。ROCやカナダのオリンピック委員会は、国際スケート連盟による順位変更の決定を不服として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えている。
[時事通信社]
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