エスタンゲ会長「準備は整った」=安全面、セーヌ川の水質問題なし―パリ五輪
【パリ時事】パリ五輪開幕まであと5日となった21日、大会組織委員会がパリ市内で記者会見を行い、エスタンゲ会長は「人生で初めてのことなので、ほどよい緊張感はある。大会を成功させるための準備は全て整っている」とうなずいた。
26日の開会式はセーヌ川が舞台で、夏季大会では初めて屋外での実施。安全面の不安も指摘されている。18日から川沿いへの立ち入り制限が始まるなど、警備態勢はかつてない規模に。同会長は「開会式や全ての競技で関係者、観客の安全を保証する計画がある」と語った。
セーヌ川はオープンウオーター、トライアスロンのスイムの会場にもなる。汚水による水質の悪化が、本番直前でも課題として残ったままだが、同会長は17日にパリのイダルゴ市長らと遊泳して安全をアピール。「7月初旬からほぼ毎日、(水質調査で)いい結果を得られている」と問題なしを強調した。
[時事通信社]
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