2024-07-21 18:39スポーツ

菅野、好投で前半戦締め=チームトップ8勝目―プロ野球・巨人

 大黒柱らしく、好内容で前半戦を締めた。巨人の菅野が6回1失点で、チームトップの8勝目をマーク。「先制点を与えないことだけ考えて投げた。我慢強く投げられた」と一息ついた。
 走者を背負っても、強気にコースを攻めた。三回2死一、三塁では、外角低めのフォークで高橋周を空振り三振。五回2死二塁のピンチも、カットボールでカリステのバットに空を切らせてしのいだ。
 試合後、笑顔は見せなかった。最近は5、6回を投げて降板することが増え、14日のDeNA戦では一回に4失点。不満の残る投球が続き、もどかしさは白星を得ても消えない様子だ。「信頼して長いイニングを投げさせてもらえるように頑張りたい」
 喜びは控えめだが、これでチームの貯金は8。5球団に勝ち越して前半戦を折り返した。阿部監督は「後半戦も厳しい戦いが多くなるので、そこでも頑張ってもらいたい」。右腕のさらなる奮起を期待した。
[時事通信社]

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