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2024-07-21 07:52スポーツ

リレーで一定の手応え＝「３走桐生」も存在感―陸上ＤＬ

１位でゴールした日本の４走、上山紘輝（左）＝２０日、ロンドン（ＥＰＡ時事）
１位でゴールした日本の４走、上山紘輝（左）＝２０日、ロンドン（ＥＰＡ時事）

　【ロンドン時事】２０日にロンドンで行われた陸上のダイヤモンドリーグで、男子４００メートルリレーに臨んだ日本が３８秒０７で優勝した。「五輪前にしっかり走ることができたのは大きな収穫」と１走の坂井隆一郎（大阪ガス）。悲願の金メダルを狙うパリ五輪に向けた実戦で、一定の手応えを得た。
　坂井と柳田大輝（東洋大）のバトンパスは、柳田のスタートが少し早く、テークオーバーゾーンぎりぎりになったが、その後はスムーズ。先頭を走っていた英国（第１チーム）のバトンがアンカーにつながらず、上山紘輝（住友電工）は「１番でゴールできたことは、すごく気持ちよかった」と振り返った。
　五輪、世界選手権で日本のメダル獲得に貢献し続けてきた桐生祥秀（日本生命）は、東京五輪以来となる３走で出場。「３走の座は譲りたくない」と存在感を示した。土江寛裕ディレクターも「前を追い掛けるカーブでは、桐生らしい動きが出てくる」と評価した。
　坂井と上山は個人種目にも出場予定で、チームとしては調整途上。土江氏が「３７秒台が欲しかった」と言えば、「このままでは決勝に残るか、残らないかくらい」と柳田。エースのサニブラウン・ハキーム（東レ）も加わる見込みの本番では、日本記録（３７秒４３）を上回る３７秒４０を目指す。
［時事通信社］

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