中谷、1回KOで初防衛=加納はKO負け、那須川4連勝―ボクシング世界戦
プロボクシングのダブル世界戦が20日、東京・両国国技館で行われ、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の中谷潤人(M・T)は同級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に1回2分37秒KOで快勝し、初防衛に成功した。中谷の戦績は28戦全勝(21KO)となった。
世界ボクシング機構(WBO)フライ級王座決定戦では、同級2位の加納陸(大成)が同級3位のアンソニー・オラスクアガ(帝拳)=米国=に3回2分50秒KOで敗れ、王座奪取はならなかった。
キックボクシングから転向4戦目の那須川天心(帝拳)は、54.4キロ契約のノンタイトル10回戦で、世界ボクシング協会(WBA)バンタム級4位のジョナサン・ロドリゲス(米国)に3回1分49秒TKO勝ち。昨年4月のデビューから4連勝とした。
◇中谷潤人の略歴
中谷 潤人(なかたに・じゅんと)中学からボクシングを始め、高校には進学せず渡米した。15年4月プロデビュー。20年11月にフライ級、23年5月にスーパーフライ級、今年2月にバンタム級の世界タイトルを獲得し、3階級制覇を果たした。左ボクサーファイター。172センチ。26歳。三重県出身。
◇加納陸の略歴
加納 陸(かのう・りく)13年12月にフィリピンでの試合で、16歳でプロデビュー。16年8月に世界ミニマム級王座決定戦で高山勝成と対戦したが、負傷判定で敗れた。左ボクサーファイター。162センチ。26歳。兵庫県出身。
[時事通信社]
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