カブスの今永、上々の前半戦=「殴られても」崩れず―米大リーグ
【ロサンゼルス時事】米大リーグ1年目のカブスの今永昇太投手が、開幕前の期待を上回る好成績で前半戦を終えた。球宴までに17試合に先発し、チームトップの8勝(2敗)を記録。防御率も2.97と上々で、「全てが初めての経験の中で、危機管理をしながら自分の技術とフィジカルの見直しができた」と胸を張った。
開幕からの9登板を終え、無傷の5連勝で防御率0点台。申し分ないスタートを切った後、5月29日のブルワーズ戦で7失点して初黒星を喫すると、6月21日のメッツ戦でも10失点と散々だった。それでも「この体験を次につなげる。殴られても立ち上がればいい」と下を向かず、脱力を意識した投球フォームで直球の切れを取り戻し、配球面も工夫。その後の3試合はいずれも6回を3失点以下の内容で、崩れなかった。
新人ながらオールスター戦に選出された。ホトビー投手コーチは「驚きはない。彼は研究熱心で、常に向上心を持って試合に臨んでいる」と高く評価する。
カブスはナ・リーグ中地区の最下位で前半戦を終えた。後半戦に巻き返しを狙う上で、今永には一層の期待がかかりそうだ。「僕が投げた試合はチームを勝利に導くという気持ち。目の前の一勝を積み重ねていくことが大事」と意気込んだ。
[時事通信社]
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