実質22人の戦いに=バックアップメンバーのルール変更―パリ五輪・サッカー
【マルモール(フランス)時事】パリ五輪サッカー男女のバックアップメンバーに関するルールがこのほど一部変更され、代表18人にバックアップの4人を加えた22人の中から試合ごとに18人を選ぶことができた前回東京五輪と実質的に同じ運用となった。バックアップと入れ替わった選手の再登録が可能となったため。
試合の6時間前までの申請で入れ替えることができる。理由は必要だが、けがに限らず疲労やメンタル面の問題でも入れ替えは可能。日本協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターは18日、「調子のいい18人を使えるという考え方」と説明した。
サッカーは中2日の間隔で連戦となることから、日本をはじめ各国協会は国際連盟(FIFA)に対し、故障のリスクなどを考慮して登録人数を増やすように要望していた。
変更のハードルがそれほど高くないことから、戦術的な理由でメンバーを代えることも実際はできることになる。現地に合流するバックアップの4人のうち、MF山田(東京V)は左足のキックの精度が高く、セットプレーで脅威を与えられる存在。相手チームのタイプに合わせて18人に入れる選択肢も出てくる。
[時事通信社]
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