円大幅高、一時155円台半ば=1カ月ぶり水準、株は大幅安―東京市場
18日午前の東京外国為替市場の円相場は、日銀の追加利上げ観測がくすぶる中、一時1ドル=155円台半ばに大幅上昇した。6月7日以来、約1カ月ぶりの高値水準。午前11時現在は156円25~26銭と前日比82銭の円高・ドル安。
トランプ前米大統領によるドル高是正発言が伝わったことや、ウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事が講演で、「利下げが妥当となる時期が近づいている」と明言したことも円買い・ドル売りを強めた。市場関係者は「円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが進んでいる」(外為仲介業者)と説明している。
一方、18日の東京株式市場は、急激に円高が進んだことや、米市場で半導体株が下落した流れを受けて大幅に続落した。日経平均株価の前場の取引は、前日比819円83銭安の4万0277円86銭で終了した。
米政権が中国への半導体製品の輸出規制を強化するとの報道で、前日の米株市場でハイテク株が大幅に下落した流れを受けた。東京市場でも半導体関連株など日経平均に影響の大きい銘柄を中心に売られた。
[時事通信社]
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