2024-07-17 22:35スポーツ

ソフトバンク、劣勢から逆転=流れ変えた周東の走塁―プロ野球

ヒーローインタビューを終え、笑顔を見せるソフトバンクの甲斐(右)と周東=17日、みずほPayPay
ヒーローインタビューを終え、笑顔を見せるソフトバンクの甲斐(右)と周東=17日、みずほPayPay

 劣勢をひっくり返した。ソフトバンクはプロ初先発のルーキー大山が3回3失点で降板。そこから野手陣が底力を発揮した。
 小久保監督が「流れを呼び寄せた」とたたえたのが、五回に周東の俊足で1点をもぎ取った場面。先頭で安打を放つと、すぐに盗塁。次打者の今宮が振り逃げで出塁を狙い、捕手が一塁へ送球する間に三塁に進むと、吉田の二ゴロで野選を誘って同点のホームに滑り込んだ。周東は「ああいう走塁ができるから、試合に出られている。できて当たり前」と胸を張った。
 もう一人のヒーローは捕手の甲斐。同点の六回に決勝の中前打を放つなど、5打点と爆発した。「大山を何とかリードしたかったが、点を取られて悔しかった。こういう結果になってよかった」とほっとした表情を浮かべた。
 7月はこの試合前まで4勝8敗。3カード連続で負け越していたが、2位ロッテとの3連戦には勝ち越した。小久保監督は「オールスター戦までは、まだまだ」。首位を快走していても、表情は緩めなかった。 
[時事通信社]

2回、同点となる2ランを放つソフトバンクの甲斐=17日、みずほPayPay
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ロッテに勝利し、喜ぶソフトバンクナイン=17日、みずほPayPay
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