気候変動、AI対策を撤回=前政権時代に回帰―米共和党綱領
【ワシントン時事】米共和党は15日、11月の大統領選に向け、トランプ前大統領の事実上の公約となる綱領を採択した。バイデン現政権が進めた気候変動対策や人工知能(AI)に関するルール整備を撤回。来年期限を迎える「トランプ減税」の恒久化を掲げた。対中政策では、優遇関税を適用する「最恵国待遇」の取り消しなどの強硬策が並んだ。
共和党は同日、中西部ウィスコンシン州で開いた党大会で、トランプ氏を正式に候補者指名した。経済政策では、「歴史的な経済成長」「米製造業の再生」「雇用創出」を掲げ、バイデン政権が導入した政策の多くを取りやめ、前政権時代の路線に戻す政策を打ち出した。
前政権の目玉だった個人所得税などの大型減税は恒久化し、児童税額控除は拡大する。飲食店員らが受け取るチップの非課税化を打ち出し、低所得者層の取り込みを図った。財政支出の削減も盛り込んだ。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
氷河期世代151人合格=国家公務員中途採用、今回まで―人事院
-
米CEA委員長に元財務省顧問=ミラン氏、関税政策を支持―トランプ氏
-
ブラジルで小型機墜落、搭乗者10人死亡=クリスマス前に連日事故
-
円相場、156円56~57銭=23日午前9時現在
-
菅原、終盤まで出場=欧州サッカー
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕