松山、中島ら上位狙う=18日から全英ゴルフ
【トルーン(英国)時事】男子ゴルフの今季メジャー最終戦、第152回全英オープン選手権は18日から英国・ロイヤルトルーンGCで行われる。10度目の出場となる松山英樹はメジャー2勝目を懸け、2週間後に控えるパリ五輪へ弾みをつける一戦にもしたい。もう一人の五輪代表で3月に欧州ツアー初優勝を遂げた中島啓太らも上位を狙う。
ロイヤルトルーンGCでは2016年以来の開催となる。松山は同年を含め予選落ちが3度、トップ10は1度だけと全英との相性は良くないが、昨年は粘り強くプレーして13位。一定の手応えを残した。今季は6月の全米オープンで6位に入っており、メジャーで上位争いができる力を改めて示した。
日本勢は、米ツアーが主戦場の久常涼、今季欧州ツアー優勝者の星野陸也と桂川有人らも出場する。前哨戦のジェネシス・スコットランド・オープンで日本選手は全員が予選落ちを喫したが、大舞台での巻き返しを期す。
世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国)は初優勝を狙う。今年のマスターズでシェフラーに次ぐ2位だったルドビグ・オーベリ(スウェーデン)は、16年に同じ舞台で優勝した母国の先輩のヘンリク・ステンソンに続けるか注目される。過去3度優勝のタイガー・ウッズ(米国)は2年ぶりの出場。
[時事通信社]
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