リニア、長野で協議会=JR東海、工事状況説明
長野県や地元経済界などでつくる「リニア中央新幹線建設促進長野県協議会」は9日、駅が設けられる予定の飯田市で総会を開き、リニアの開業時期の明確化や地域振興への積極的な取り組み、地域住民の信頼確保などを求めることを決議した。JR東海の出席者からは県内の工事状況について説明があった。
同社は6月、同県大鹿村のトンネル工事が最大で4年遅れ、舗装完了が2030年夏となる見込みを明らかにしていた。水野孝則副社長は総会で「工事の安全、環境の保全、地域の皆さまとの連携を重視し、早期開業を目指して全力で取り組んでいく」と話した。
[時事通信社]
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