2024-07-08 18:15スポーツ

ハミルトン、歓喜の勝利=39歳が母国で復活―F1英国GP

英国グランプリを制し、表彰式でトロフィーを掲げるメルセデスのハミルトン=7日、英シルバーストーン(EPA時事)
英国グランプリを制し、表彰式でトロフィーを掲げるメルセデスのハミルトン=7日、英シルバーストーン(EPA時事)

 【シルバーストーン(英国)時事】F1史上最多勝利を誇るルイス・ハミルトン(39)=英国、メルセデス=が7日、英国グランプリ(GP)を制し、945日ぶりに優勝トロフィーを掲げた。2021年12月のサウジアラビアGPを最後に勝利から遠ざかり、今季も前戦まで最高は3位。年間王者7度を誇るハミルトンらしくない成績だったが、母国で鮮やかに復活した。
 2番手から出た決勝。英国らしい気まぐれな雨に見舞われたが、タイヤ交換のタイミングを見極め、終盤に躍り出たトップを守り切った。「涙が止まらない。勝利でこみ上げる涙は初めてだ」。感無量だった。
 通算勝利を104に伸ばし、同一GP最多優勝の新記録(9勝)も樹立。来季からメルセデスを離れ、フェラーリで走る。「メルセデスでの最後の英国GP。チームのために勝ちたかった。前を向いて諦めないことが大事だった」と勝利の余韻に浸った。
 ハミルトンに加え、ポールポジションを獲得した同僚のジョージ・ラッセル、ランド・ノリス(マクラーレン)と英国人ドライバーが輝いた英国GP。最後に大ベテランが主役を奪った。 
[時事通信社]

英国グランプリを制し、英国国旗を手にウイニングランをするメルセデスのハミルトン=7日、英シルバーストーン(EPA時事)
英国グランプリを制し、英国国旗を手にウイニングランをするメルセデスのハミルトン=7日、英シルバーストーン(EPA時事)

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