井岡、判定負けで王座陥落=マルティネスに完敗―ボクシング世界戦
プロボクシングのスーパーフライ級世界2団体王座統一戦は7日、東京・両国国技館で行われ、世界ボクシング協会(WBA)王者の井岡一翔(志成)が国際ボクシング連盟(IBF)王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)に0―3の判定で敗れ、王座を失った。ジャッジ1人がフルマークをつけたマルティネスは2団体の王座を統一。日本選手単独トップとなる井岡の世界戦23勝目はならなかった。
井岡はマルティネスの圧力に押されて序盤から劣勢。有効打を重ねる相手に主導権を握られ、完敗を喫した。
戦績は井岡が31勝(16KO)3敗1分け。マルティネスは17戦全勝(9KO)。
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◇井岡一翔の略歴
井岡 一翔(いおか・かずと)09年4月プロデビュー。11年2月にミニマム級、12年12月にライトフライ級、15年4月にフライ級、19年6月にスーパーフライ級のタイトルを獲得し、日本男子初の世界4階級制覇を達成した。22年12月にWBAスーパーフライ級王者のフランコ(米国)と引き分け、王座統一に失敗。23年6月にフランコと再戦し、WBA王座を獲得。同年12月、初防衛に成功した。元世界2階級王者の井岡弘樹氏は叔父。右ボクサーファイター。165センチ。35歳。堺市出身。
[時事通信社]
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